今回はQanba Obsidian & Perlのカスタムに関しての注意点について
記載したいと思います。
その1,ネジ式ボタンは取り付けが難しい
家庭用FightStickにはハメ込み式より、
ネジ式のボタンをオススメしていますが
Qanba Obsidian & Perlに関してはオススメできません。
ネジ式をおすすめしてる理由はこちらです。
- 交換した際のツメ折れの心配がなく使い回しがしやすい
- しっかり固定できるので交換を頻繁にしない家庭用向き
- ネジでしっかり止まっていれば激しい操作してもボタンが飛び出たりしない
ハメ込み式のメリットはこちらです。
- 取り付けが押し込むだけだから簡単
- 交換する際も爪を押してすぐ外れる
- 上記の理由でメンテが頻繁行われるアミューズメント施設向き
ボタン位置、Obsidianの写真を御覧ください。
上からちょっと覗くだけで△ボタン、R1ボタン、L2ボタンから基板が薄っすら見えています。
裏面、基板位置の関係上、△ボタン、R1ボタン、L2ボタンにネジ式ボタンをつけると基板やコンデンサに当たります。
現行バージョンはサイレント修正されていて干渉が多少マシになっていますが、それでもお薦めは出来ません。
続いてPerlの写真を御覧ください。
こちらも上からちょっと覗くだけで△ボタンから基板が薄っすら見えています。
裏面、基板位置の関係上、R1ボタン、L2ボタンはObsidianよりスペースが取れていますが、△ボタンに関しては更に余裕が無くなりはめ込み式ですら擦ってしまいそうな勢いです。
物理的に取り付けが難しい位置がありますので、Qanba Obsidian & Perlのボタン換装の際ははめ込み式のボタンを選びましょう。
その2,オーディオコネクタの断線しやすい構造
工場上天板についてるメイン基板から底板についてるオーディオコネクタに配線されているので、底板を外した時に勢い余ると断線の危険があります。
底板のネジを外したら、必ずオーディオコネクタの確認をしてください。
Obsidianは上記。
Perlも同様です。
5pinで配線されいるので抜いてからカスタムしましょう、組み直しの際に取り付け漏れしやすいのでそちらもお忘れなく!
余談でLEDを点灯した状態でイヤホンジャックを利用すると電流が異常になり、
イヤホンジャックが壊れる可能性もありますので、
もともと無いものとして扱うのが良いかもしれません。
その3,プラスチックの底板素材が反り返りやすい
これは特にPerlで起こりやすいです、どういったことかといいますと・・・
通常のObsidianです、反り返りがほぼありません。
反り返ったPerlの底板です、若干凸っていることがわかります。
これを取り付けようとするとハメにくくなり、下記写真のようになります。
反り返りのせいで浮いてます、こういった場合は傷つけないよう固定してネジ止めをしていきましょう。
必要以上に分解をしないほうが良いです。
以上が、Qanba Obsidian & Perlのカスタムに関しての注意点です。
ご拝読ありがとうございました!
良いアケコンライフを!